第31回チター音楽祭
〜日独親善交流会・歓迎レセプションを開催〜
第31回チター音楽祭はドイツのケルン市から来日するコニー・キュリオンをゲストに開催いたします。コンサート終了後に歓迎レセプションを予定しております。会場の法曹会館は皇居のお堀に面した日比谷公園の西側に位置し、法務省や高等検察庁など、司法関係のビルが並ぶ一角にあり、司法界の社交場として1936年(昭和11年)に建設されました。大正から昭和期にかけて三菱銀行本店、丸ノ内ビルディング(丸ビル)などを設計した藤村朗の作品のひとつです。館内正面の大きなステンドグラスが美しく、深紅の絨毯が敷き詰められたレトロな雰囲気と、皇居の木々も鮮やかに静寂な心地の良さはとても東京の中心地とは思えないほどです。年の初めに開催される日本チター協会総会及び、新年会の会場として皆さまから親しまれ、秋篠宮妃紀子殿下にお成り遊ばされた川嶋紀子さまのご婚約祝賀会も当館にて開催されました。東山魁夷画伯ご夫妻、内藤頼博学習院院長ご夫妻をはじめ、会員約500名がこの法曹会館に於いてお祝い申し上げました。このたびの第31回チター音楽祭ではチターの名曲の数々をソロやデュオ、チターアンサンブルで演奏いたします。日本全国のチターファンの集いとして開催される第31回チター音楽祭に、皆さまのご来場をお待ちしております。
日時:2014年7月13日(日)
10:30〜12:00 チターコンサート
12:00〜13:30 歓迎レセプション
奏者:チター コニー・キュリオン、内藤敏子
井上ふみ子、清原由美、工藤恵美子、菅野さおり、関口文子、徳田佐知子、
根岸真理子、藤井典子、宮城京子、宮崎明子、芳山千代、吉野房子、渡部孝子
ギター 木村茂
会場:東京霞ヶ関・法曹会館
(東京都千代田区霞が関1-1-1)
交通:有楽町線「桜田門駅」徒歩1分、千代田線/丸の内線/日比谷線「霞ヶ関駅」徒歩5分、千代田線/三田線「日比谷駅」徒歩5分
主催:日本チター協会
問合せ:Tel. 03-3466-0477
出演者のプロフィール
コニー・キュリオン(Konny Kyrion)
1949年7月4日にケルンで生まれる。8歳のときにケルン在住のチター教師ペーター・ファスベンダーからチターの手ほどきを受ける。1964年に地元ケルンのマンドリンオーケストラにも所属。ウィーンの舞踏会、ベルリンサマーフェスト他、多くの演奏会に出演。ケルンチター協会会員として活動の後、金融の仕事に従事する中でプロのチター奏者として活躍。現在は演奏の他にテレビ出演などでも人気を博している。ドイツチター連盟会員。
はな・ファブリは大阪生まれの大阪育ち。現在39歳。ドイツ人のご主人とケルンに在住。2009年にコニー・キュリオンのチター伴奏で、はな・ファブリが歌うという企画も多い。
内藤敏子(Toshiko Naito)
スイス在住十数年間に世界的なチター界の実力者、ジェニー・コーザのもとでチターを習得。映画「第三の男」で著名なA.カラス、チター界の巨匠R.クナーブルからもレッスンを受ける。スイスにてチター演奏家ディプロム及び、チター教育者ティプロムを取得。帰国後は東京交響楽団などのオーケストラと協演、2008年に大阪フェスティバルホール公演では2700席が満席となる。伊勢神宮第10回「まがたま祭」で奉納演奏者及び代表参拝者に選ばれ史上初のチターによる奉納が行われた。「題名のない音楽会」、「名曲アルバム」、「どれみふぁワンダーランド・匠の技」では全国からのアンコールによって再放送、再々放送と放映される。「ラジオ深夜便」などでも好評を博す。