長野県安曇野市穂高で記念公演
第30回チター音楽祭
年に1度開催しておりますチター音楽祭も、皆さまの暖かなご支援によって第30回を迎えることができました。記念すべき第30回公演は長野県安曇野市で開催いたします。安曇野市は1989年(平成元年)にオーストリア共和国チロル州クラムザッハと友好協定を、5年後には姉妹都市提携をいたしました。安曇野市(旧豊科町)が「あづみ野ガラス工房」を開設する際に、ヨーロッパ随一の国立ガラス専門学校を視察したいとクラムザッハを訪問したことがご縁でした。安曇野とクラムザッハは雄大なアルプスの山々と豊かな自然に恵まれた環境にあり、まるで絵画のなかにいるようで、その美しさに感動を憶えます。クラムザッハを訪れるとチターやフルートなどの音楽による歓待がすばらしいと安曇野の人々は話されます。第30回チター音楽祭は美しい自然と心のふれ合いを大切にした内容で企画しております。ゲストにはフルート奏者の高橋秀典さん、高橋さんご指導による「あづみ野ジュニアフルートアンサンブル・ハピネス」、日本を代表するヴィーナーリートの歌い手木暮ウルヅラさんをお迎えいたしました。ヘルナルスの小さなカフェ(H. レオポルディ)、我が夢の街ウィーン(R. シジンスキー)、ドナウ河のさざ波(J. イヴァノビッチ)、ピチカート・ポルカ(J.&J. シュトラウス)、山のごちそう(オーストリア民謡)、美しいチロル(オーストリア民謡)、早春賦(中田 章)ほか、全22曲を演奏いたします。10月初旬の安曇野は、北アルプスの麓に広がる黄金色の稲穂が輝く季節でもあります。皆さまのご参加をお待ちしております。
日時:2013年10月5日(土)14:00〜
出演:ソプラノ 木暮ウルヅラ
フルート 高橋秀典
あづみ野ジュニアフルートアンサンブル・ハピネス 畑中美佳、倉田瑞枝、斎柚、山田実玖
チター 秋本紀雄、石原みどり、上野ひづる、清原由美、葛原みづゑ、清水和子、白尾美佳
菅野さおり、鶴井美恵子、徳田佐知子、中井護、西浦キヌヱ、根岸真理子、藤井典子
宮井知子、宮城京子、宮崎明子、百合由紀子、芳山千代、吉野房子、渡部孝子、内藤敏子
マンドリン 徳田佐知子
ギター 木村 茂
木琴 石原みどり
ベルツリー 菅野さおり
交通:JR大糸線穂高駅下車
料金:前売券 3,000円 当日券 3,500円(全席自由)
主催:日本チター協会
後援:安曇野市・安曇野市教育委員会・安曇野塾・安曇野クラムザッハ友好会・市民タイムス・大糸タイムス・信濃毎日新聞松本平タウン情報・あづみ野テレビ・日墺協会松本支部・日本チター協会安曇野支部
チケット・お問い合わせ:日本チター協会 Tel. 03-3466-0477
出演者のプロフィール
内藤敏子(Toshiko Naito)
スイス在住十数年間に世界的なチター界の実力者、J.コーザのもとでチターを習得。映画「第三の男」で著名なA.カラス、チター界の巨匠R.クナーブルからもレッスンを受ける。スイスにてチター演奏家ディプロム及び、チター教育者ティプロムを取得。帰国後は東京交響楽団などのオーケストラと協演、2008年に大阪フェスティバルホール公演では2700席が満席となる。伊勢神宮第10回「まがたま祭」で奉納演奏者及び代表参拝者に選ばれ、史上初のチターによる奉納が行われた。「題名のない音楽会」、「名曲アルバム」、「どれみふぁワンダーランド・匠の技」では全国からのアンコールによって再放送、再々放送と放映された。「ラジオ深夜便」などにも多数出演。
木暮ウルヅラ(Ursula Kogure)
東京銀座に生まれる。おとめ座。ドイツ人エンジニアの父と声楽家の母のもと幼いころより音楽を学ぶ。音楽大学在学中より母の音楽教室にて指導を始める。東邦音楽大学声楽科を卒業後、日本オペレッタ協会の主催するオペレッタに出演。「ルクセンブルク伯爵」「マリッツァ伯爵夫人」「頬笑みの国」等。その後、都内私立小学校トキワ松学園の教師を務める。「ウルヅラ音楽教室」主宰。また、演奏活動や数多くのイベントに参加。2007年CD「Freude・よろこび」をリリース。銀座王子ホール、広島県三原市ポポロホール、紀尾井ホールに出演。現在、日墺文化協会主催ヴィーナーリートの会講師。日墺文化協会会員、盲導犬協会会員。
あづみ野ジュニアフルートアンサンブル「ハピネス」
安曇野市在住・出身の中学生、高校生、大学生でつくる2012年に発足したフルートアンサンブル。クラシックから民謡に至るまで様々なジャンルの音楽を演奏。元中学校教諭でフルート奏者の高橋秀典先生指導のもとで月に数回の練習を持続している。学校の垣根を越えて地域の青少年を育み、安曇野市の仲間でフルートを楽しみ、地域活動に参加していくことを目的にしている。繊細な音だけでなく、力強い響きまで幅広い表現を深めようと仲間とともに楽しく活動中。